10~20万円、高性能おすすめ電動コーヒーグラインダー。
プロ仕様に迫る精密な粒度調整、静音性、耐久性など、この価格帯ならではの優れた機能を持つグラインダーを紹介します。
他の価格別おすすめ
Varia VS6 / 113,600円
メーカー | 香港 / ヴァリア ブルーイング(Varia Brewing) |
発売日 | 2024年 |
刃種類 | フラット刃(平刃)※コニカル刃(円錐刃)に交換可能 |
刃サイズ | 58mm(フラット刃・標準装備)/ 63mm(コニカル刃・オプション) |
騒音レベル | 63dB – メーカー公表値 67dB – Tom’s Guideの測定による平均騒音レベル(別の測定では73dB) |
静電気対策 | イオナイザー搭載 アクティブイオン化ニードルが挽いている間の静電気を中和 – ホッパーからドーシングカップまで、コーヒーが接触する全ての金属部品に静電気防止の酸化処理を施している |
メーカーHP | https://www.variabrewing.com/ |
おすすめポイント
VS6の最大の特徴は、58mmフラット刃と63mmコニカル刃を工具なしで交換できる世界初の柔軟性を持つ点である。
500から1600RPMまで100RPM単位で調整可能な可変速度制御により、挽き目の一貫性と風味抽出を精密にコントロールでき、低速では滑らかでクリーミーなボディ、高速では明るい酸味を引き出せる。
宇宙グレードのアルミニウムで製造され、0.02mmの加工精度と傷に強いマット仕上げを持つ堅牢な設計は、毎日の使用に耐えながら美しさを保つ。
平均63デシベルという驚異的な静音性は、300Wブラシレスモーターの効率的な設計によるもので、早朝でも家族を起こさずに使用できる。
5ミクロン単位での精密な無段階調整システムと回転カウンターマーキングにより、エスプレッソからコールドブリューまで、あらゆる抽出方法に対応する再現性の高い粒度調整が可能である。
指摘されている点
VS6は独自規格のバーシステムを採用しており、サードパーティ製バーの選択肢が制限される。
キャッチカップの容量が35グラムと小さく、大量バッチブリューには不向きである。
コニカル刃使用時、特にエスプレッソ用の細挽きでは、豆をゆっくり投入すると粗い粒子が多く発生し、全量を一度に投入しないとモーターが停止することが報告されている。
ホッパー内のポップコーン防止スクリーンが時々豆を詰まらせることがあり、軽く押し込む作業が必要になる場合がある。
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Mahlkönig X54 Allround Home Grinder / $849(約12万円)
メーカー | ドイツ / マールクーニック(Mahlkönig) |
発売日 | 2021年5月(ドイツ)/ 2021年6月(米国) |
刃種類 | フラット刃(平刃) |
刃サイズ | 54mm(ドイツ・ハンブルク工場製特殊スチール製フラット刃) |
騒音レベル | メーカー公称値70dB未満 実測値65-70dB – LifeStyle Lab、Prima Coffee、Sprudgeなど複数のレビューサイトでの測定結果。家庭用掃除機と同程度の静音性を実現 |
静電気対策 | イオナイザー非搭載 静電気低減設計 – エスプレッソ挽きでは静電気は許容範囲だが、粗挽き設定では若干の静電気が発生するとの報告あり。複数のレビューでは初回使用時にクランプ(塊)が見られたが数回使用後に解消。金属製部品の採用により静電気を最小限に抑える設計 |
メーカーHP | https://www.mahlkoenig.us/ |
おすすめポイント
商業用グラインダーで世界的に高い評価を得るMahlkönigが初めて家庭用市場に投入したモデル。
54mmドイツ製特殊スチールフラット刃により、エスプレッソからフレンチプレスまで幅広い粒度に対応し、均一で高品質な挽き目を実現する。
ステップレス調整機構により微細な調整が可能で、特にエスプレッソでの精密なダイヤルインに優れる。
4つのタイマープリセット機能とWi-Fi接続によるMahlkönig Homeアプリとの連携で、レシピ管理や使用統計の確認が可能。
全金属製ボディによる堅牢な作りで、モーターの耐久性は25,000ショット(1日2ショットで約30年)と長寿命設計。
70dB未満の静音動作により早朝の使用でも家族を起こさない。
ポルタフィルターホルダーとドーシングカップの交換が数秒で可能な設計により、エスプレッソとフィルターコーヒーの切り替えがスムーズ。複数のレビューでフィルターコーヒー、特にV60での抽出において非常にクリーンでバランスの取れた味わいが評価されている。
指摘されている点
500gホッパーは家庭用としては大きすぎて全高が約43cmとなり、キッチンキャビネット下での使用に制約がある(250gホッパーも選択可能で全高約37.5cmに短縮可能)。
粗挽き設定(Chemexなど)では調整範囲の上限近くまで使用する必要があり、粗い粒度での調整余地が少なく、若干のボルダー(大きな粒)が混入する傾向。
ホッパー式グラインダーのため豆の種類を頻繁に変更する場合はパージが必要で、シングルドース使用には向かない。
グラインド調整ダイヤルの回転に不均一な抵抗感があり、一部のユーザーから調整機構の質感が期待より劣るとの指摘。
Wi-Fi機能は統計確認のみで実用性に疑問視する声も。
静電気は許容範囲だが完全にゼロではなく、粗挽き設定では若干の静電気が発生。
価格帯の競合製品と比較してコストパフォーマンスに疑問を呈するレビューも存在する。
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TIMEMORE Sculptor 078ssp / $1,099.00(約17万円)
メーカー | 中国 / タイムモア(TIMEMORE) |
発売日 | 2024年4月 |
刃種類 | フラット刃(平刃) |
刃サイズ | 78mm(SSP社製多目的バリ) |
騒音レベル | カタログ記載なし ブラシレスモーター採用により『最も静かなグラインダーの一つ』と評価 |
静電気対策 | イオナイザー非搭載 ロータリーノッカーと垂直マウント設計により静電気を最小限に抑制 – 特許取得済みロータリーノッカーが内部の張力を解放し、残留粉を効果的に除去。使用時はRDT(Ross Droplet Technique/水滴法)での対処が推奨される |
メーカーHP | https://www.timemore.com/ |
おすすめポイント
SSP社の78mm多目的バリにレッドスピードコーティング(チタンベース)を施し、耐久性が通常の5倍に向上。6,000kg以上の豆を挽ける驚異的な耐久性を実現。
シングルドース設計、磁石式キャッチカップ、特許取得済みロータリーノッカー、800-1400RPMの可変速機能により、プロフェッショナルな使用体験を提供。
エスプレッソとポアオーバーの両方で卓越した性能を発揮し、明確なフレーバー分離と輝きのある酸味を実現。
78mm大口径により64mmバリより48.5%広い粉砕面積を確保し、粒度の均一性と粉砕効率を大幅に向上。
商業グレードの品質を家庭用の価格帯で実現し、高級カフェから家庭まで幅広く対応可能。
400Wの強力なブラシレスモーターが安定した粉砕を実現。
指摘されている点
ホッパーで豆が時々引っかかる問題があり、電源ボタンがプラスチック製でやや安っぽい印象。
ドージングカップに静電気が蓄積しやすく、RDTなどの対策が必要。
内部清掃時に6本の小さなネジを扱う必要があり、メンテナンスがやや煩雑。
グラインドシュート外側にチャフが付着しやすく、特に浅煎りコーヒーで顕著に現れる。
本体はアルミニウム製で高品質だが、一部プラスチック部品の質感が169,000円という価格帯に完全には見合わない。
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