スペシャルティコーヒーとは
スペシャルティコーヒーとは?
ものすごく簡単に括れば
『カップスコア80点以上の最高品質のコーヒー』
コーヒーの世界格付けではTOPに位置し、世界流通量の5%という希少な世界です。
ブルーベリーやオレンジなどフルーツや、チョコレートのような風味は必ず驚きます。
『コーヒは苦い』という概念を180度変えます。

スペシャルティコーヒーとは、
豆の生産地・品質からカップに注ぐまでの徹底した品質管理を行ったコーヒーで最高品質を誇ります。

一方、他のコーヒーは『コモディティ(日用品)コーヒー』です。
コマーシャルコーヒーとも呼ばれスーパーや大手コーヒーチェーン店などで扱うコーヒー豆。
『こだわりの』とか『厳選された』など書いてあっても、スペシャルティコーヒーとはまるで次元が違います。
そして目にするほとんどはコモディティコーヒー。
スペシャルティコーヒー
真の目的
2015年くらいから、大きな潮流となったスペシャルティコーヒー。
スペシャルティコーヒーの最高品質は最大の魅力ですが、本質は、『SDG’s』や『サスティナブル』の前身ともいえるコーヒー業界の革新でした。

コーヒーは17世紀が起源です。
1960年代以降は大量生産大量消費の時代。
その結果、生産国の品質低下を招き、アメリカでのコーヒーの味も低下していきました。
そのような状況が危惧され
『コーヒー生産者を守り、コーヒーの品質を上げていくことが、消費者のためにもなりコーヒーの未来をつくる』
と、アメリカでスペシャルティコーヒー協会が設立されたのは1982年のことです。
スペシャルティコーヒーは、どこの国の、どの地域の、どの農園で、誰が作ったかまでトレースできます。
良いコーヒーを作れば、適正な対価が約束される画期的な仕組みです。
すなわち、搾取の対象でしかなかった生産者でしたが、良いコーヒーに励めば利益が増えるという好循環が生まれるのです。

日本では2003年に日本スペシャルティ協会が設立。
世界のスペシャルティコーヒー流通は5%ほどしかなく、かの有名な大手コーヒーチェーン店ももちろんコマーシャルグレードがメインです。
まだまだ日本では浸透していないスペシャルティコーヒー、コーヒーラバーを虜にしています。

スペシャルティコーヒー
という新世界
高品質な豆は、深く焙煎しません。
深煎りだと、せっかくの豊かな香りが熱と苦味で消えてしまいます。
逆に深い焙煎は、コマーシャルグレードでよく行われ、苦くしないと青臭く酸っぱさが目立ちます。
品質の低さを苦味で誤魔化します。

スペシャルティコーヒーはその苦い刺激が少ない(わざと苦くしない)ことにより、『酸っぱい』とか、『うすい』などで片づける人もいますが、『酸味(アシディティ)』と『酸っぱい(サワー)』は違います。
そして何より、スペシャルティコーヒーは余韻が違います。
ブルーベリーやオレンジ、カカオなど複雑な風味と、繊細で奥行きのある味わいに気づいてしまったあなたは、もうビックリです。

高品質なコーヒーは複雑さが圧巻です。
スペシャルティコーヒーを飲み続ければ、香りや味の発見がどんどんあるでしょう。
そう長くはかかりません。
そして、たまにスペシャルティコーヒー以外のコーヒーを飲んでみてください。
今まで美味しかったコーヒーなのに、奥行きの違いがはっきりと分かり愕然とします。
あなたの官能レベルが格段に上がったのです。

コーヒーの奥深さを知ってしまったあなたは大変です。後戻りできません。
addCoffee は、スペシャルティコーヒー100%
まだ人が知らない世界は、いかがでしょう。





