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モクテル

バリスタ日記

ある季刊誌を読んでいたら『モクテル』なる単語が目に止まりました。
ノンアルコールカクテルのことで、真似たという意味の『mock(モック)』と『cocktail(カクテル)』を組み合わせた造語だそうです。
初めて聞いたと同時に強いトレンドを感じました。
検索してみるとイギリス発祥らしいですが、いつ頃から使われ出したか・・・5~6年前からという話もありますが、正確な情報は見つけられません。

カクテル自体BARの独壇場で、ノンアルコールカクテルもバーに行かなければ縁のないものでしたが、モクテル という単語が生まれたことにより、アルコールとの境界線がはっきりし、モクテルはカフェでも手軽なものとなっていくのではないでしょうか。
ビルドステアが一般的でしょうが、BAR顔負けのモクテルも登場していく・・・そんな予感がします。

いまいち難しい境界線

BARでカクテルという広義の意味は、2種類の材料を混ぜればカクテルなので、いわゆるカフェラテもカクテルな訳です。『境界線が難しいな・・・』と思いながら、モクテルの定義が知りたくて本屋へ Go!
飲食店のためのドリンクの教科書』という本にモクテルが取り上げてられていたので購入。

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モクテルの項目にこうあります。
『カクテルやモクテルは、混ぜる材料の特徴にあわせて作り方が変わります。』
つまり『BARツール』を用いて、カクテル技法である、『ビルド、シェーク、ステアなど』材料にあわせ使い分ければモクテル・・・と著者は申しております。

それなら心得があります。
バーテンダーの誰もがそうであるように、バーテンダーの初期衝動はなんといってもカクテルです。
カクテルブックを読み漁り、覚えたてのカクテルで『美味しい』と言ってもらえることが、カクテル技術の鍛錬に明け暮れる原動力でした。

しかし『モクテル』というイントネーション、英語圏ではカッコいいのですかね?イマイチ美しくないと感じるのは私だけでしょうか?

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